古いプラークと新しいプラークの区別がつく2色に染まる専用の染出剤を使って、どこの歯磨きができていないか？磨きにくいところはどこか？をわかるようにします。 「どこが磨けていないか？」を知ることが大事です。 その上で、ブラッシング指導をいたします。 またPMTCの前に、歯や歯肉がどのような状態かを診察し、歯石があれば取り除きます。

専用シリンジ（注射の針のないもの）にフッ素入りの研磨剤を入れて、日ごろのお手入れでは歯ブラシの届きにくい歯と歯の間、歯のつけ根の部分にクリーニングペーストを注入します。

患者さんのお口の中の状態に合わせて、専用のチップを選んで、歯と歯の間を磨きます。

歯の場所によっても使うカップが変わってきます。 表面や裏側は軟らかいカップ、歯の溝は山型ブラシで丁寧に磨いていきます。

歯と歯周ポケット内がきれいになったら、最後にフッ素を塗ります。 歯を強くするためには欠かせないプロセスです。 なお、フッ素塗布後は30分～1時間は飲食を控えていただけますよう、よろしくお願いいたします。