七里ファミリー歯科・矯正歯科の「大切にしていること」として
「二十歳まで虫歯0にしたい~矯正歯科治療で歯並びを注意して虫歯を生まない」ということがあります。
歯並びが良くなることでのメリットは「見た目のメリット」だけではなく、歯磨きをしやすくなる=歯と歯茎の健康を保てる等の「機能的なメリット」もあります。
でも、どんな状態が「良い歯並び・正しい噛み合わせ」なのでしょうか?
あなたの歯並びは、大丈夫でしょうか?
良い歯並び・正しい噛み合わせの条件
自己診断をして症状をチェックしましょう。
奥歯で「カチン」と噛んだ状態でご自分の歯を見てください。
●上下の前歯の中心が合っている。
●上下の前歯が、上下方向、前後方向に 2~3mm重なっている。
●上下の歯が交互にかみ合っている。
上記の条件を満たしていますか?
これらの状態に当てはまらない場合は何らかの不正があります。
気になることがある場合、お気軽にぜひ当院にお尋ねくださいませ。
悪い歯並び、悪い噛み合わせ10のパターン
叢生(そうせい:八重歯・乱ぐい歯)
:: 特徴 ::
あごの大きさが小さく歯が並びきらないため、バランスが悪く、歯並びが凸凹な状態。
:: 問題点 ::
●きれいに歯磨きすることが難しく、虫歯や歯周病になりやすい。
●見た目に問題がある。
●物を噛む効率が悪い。
過蓋咬合(かがいこうごう)
:: 特徴 ::
前歯のかみ合わせが深い状態。
:: 問題点 ::
●発音が悪くなる。
●見た目に問題がある。
●あごの関節に悪影響が出やすい。
空隙歯列(くうげきしれつ)
:: 特徴 ::
前歯のかみ合わせが深い状態。
:: 問題点 ::
●発音が悪くなる。
●見た目に問題がある。
●あごの関節に悪影響が出やすい。
上顎前突(じょうがくぜんとつ)(出っ歯)
:: 特徴 ::
上の前歯が下の前歯に対して、4mm以上前に出ている状態。
:: 問題点 ::
●口で呼吸をすることが多いので、歯周病になりやすく、風邪も引きやすい。(鼻が呼吸器官であり、口は本来は呼吸器官ではありません)
●前歯で上手に食べ物を噛むことができない。
●発音が悪くなる。
●前歯をぶつけた時、折れる確率が高くなる。
●見た目に問題がある。
骨格性上顎前突(こっかくせいじょうがくぜんとつ:出っ歯)
:: 特徴 ::
上の前歯が下の前歯に対して、4mm以上前に出ている状態。
またそれが、下あごが小さいなどの骨格的な原因によるもの。
:: 問題点 ::
●口呼吸が多いため、歯周病になりやすく、風邪も引きやすい。
●前歯で上手に食べ物を噛めない。
●発音が悪くなる。
●前歯をぶつけて、歯が折れるなどの恐れがある。
●見た目に問題がある。
反対咬合(はんたいこうごう:受け口)
:: 特徴 ::
上の前歯より下の前歯の方が、前に出ている状態。
また上下の前歯の先と先でかみ合う状態。
:: 問題点 ::
●前歯で上手に食べ物を噛むことができない。
●発音が悪くなる。
●見た目に問題がある。
骨格性下顎前突(こっかくせいかがくぜんとつ:受け口)
:: 特徴 ::
上の前歯よりも下の前歯のほうが前に出ている状態。
またそれが、下あごが大きいなどの骨格的な原因によるもの。
:: 問題点 ::
●前歯で上手に食べ物をかむことができない。
●発音が悪くなる。
●見た目に問題がある。
上下顎前突(じょうげがくぜんとつ)
:: 特徴 ::
前歯が上下両方とも、前に出ている状態。
:: 問題点 ::
●唇を閉じることが難しい。
●口呼吸になるやすく、歯周病になりやすく、風邪も引きやすい。
●前歯で上手に食べ物を噛むことができない。
●発音が悪くなる。
●口元が前に突出し、見た目に問題がある。
開咬(かいこう)・オープンバイト
:: 特徴 ::
奥歯は噛み合っているが、前歯が噛み合ってない状態。
:: 問題点 ::
●前歯で物が噛み切れない。
●発音が悪くなる。
●見た目に問題がある。
顔面非対称(がんめんひたいしょう)・正中不一致(せいちゅうふいっち)
:: 特徴 ::
顔の中心とあごの中心がずれている状態。
:: 問題点 ::
●見た目に問題がある。
●あごの関節に悪影響が出やすい。
見た目だけではない!
矯正歯科が「大事な理由」
小学校高学年になると、歯科矯正をしている子をよく見かけます。
歯並びが悪いと見た目がよくないだけでなく、さまざまな悪い影響があります。
歯並びが悪いと…
- 虫歯になりやすい→磨き残しやすい
- 歯周病になりやすい→磨き残しやすい
- 発音に影響がでる場合がある→舌の動きを邪魔する場合、サシスセソがうまく言えません
- 食事の効率が悪い→噛み合わせが悪いと、咀嚼の効率が落ちます
- 成長期に、悪い歯並びを放置しておくと、顎の成長に問題を起こし発育不足をおこすことがある→顎は刺激、つまり良く噛む事で成長します。うまく噛めないという事は、うまくあごの成長を促せないということになります
- 悪い歯並びが心理的にも悪い影響を与える場合がある→コンプレックスになる場合もあります
こういった様々な問題を解決していくのが、矯正歯科の治療になります。
矯正治療は「子供だけの治療」と考えている方も多いと思いますが、年齢に関係なく悪い歯ならびが治療の対象となります。
大人の矯正も増えているのが近年の傾向です。
具体的にはどのような器具を使うの?
着脱式
メリット
自由に取り外しができるため、歯を磨く時に外したり、フォーマルな席などで外したりすることができます。
デメリット
矯正装置は口の中にとっては異物の為、装着している時と装着していない時の快適感に大きな差が出ます。その為、特にお子さんの場合、親の目の届かないところで外したままの状態が長くなり、位置が変化してしまったりして、治療効果の面で問題が出るケースがあります。
固定式
メリット
最もスタンダードな矯正装置で一定効果が定期的にみられ、問題点があれば装置の改善も効果を下げずに修正可能です。
マルチブラケット装置が最も普及しており、永久歯にブラケットを装着し、矯正ワイヤーを通すことで歯を移動させる治療法です。
デメリット
慣れるまでは食べずらい・歯磨きしづらい・痛いなどのデメリットがあります。また、食べかすがたまりやすくなるため虫歯のリスクが増えます。ガムやキャラメルなど装置に引っかかるものが食べれなくなります。
大まかな種類としては上記のものがあります。
また、歯を抜くかずに顎の骨を矯正装置で拡大していく「床矯正(しょうきょうせい)」や、矯正装置を見せたくない場合は、歯の裏側にブラケットをつけて目立たなくする「舌側矯正(ぜっそくきょうせい)」などの治療法もあります。ちなみに表側の矯正と裏側の矯正を上げました。
歯の表側(頬側)の固定式装置の場合
・装置が目立ち、見た目が悪い
・装置に食べものが詰まりやすく清掃がしずらい為、虫歯や歯周病になりやすい
・矯正装置が舌や唇などの粘膜を傷つけることもあり、口内炎ができやすい
歯の裏側(舌側:ぜっそく)の固定式装置の場合
・喋りにくい、発音が変わってしまう場合がある(慣れれば問題はありません)
・頬側の固定式装置より食べものが詰まりやすく、虫歯や歯周病になりやすい
・頬側の固定式装置と比べ、より丁寧な歯磨きが必要となる
・磨き残しが起りやすく、口臭の原因となる
・頬側の固定式装置と比較して費用が高い
「矯正歯科」には、「答え」がありません
日々新しい矯正装置が検討・開発されておりますが、どんな症状に対応できる万能な装置は未だ未開発です。
ひとりひとりのお口の状態を拝見し、最も適切な治療法をご提案します。
歯並びが変わることで、気持ちも変わってきます。
相談は何回でも無料ですので、お気軽に話をお聞かせくださいませ。
「セファロレントゲン撮影機」があります
七里ファミリー歯科・矯正歯科には、「セファロレントゲン撮影機」があります。
これは、矯正歯科用のレントゲンで、矯正の専門病院か、矯正に力を入れている歯科医院にあるレントゲンです。
普通のレントゲンと違って、正面からだけではなく横の顔貌(がんぼう)のレントゲン写真が必要です。(写真参照)
他院に行かずに当院でレントゲンが取れますので、患者様の手間と時間をとりません。
歯科診療科目
「ブリッジ」「入れ歯」から、第二の永久歯「インプラント」へ
天然歯のような輝く美しさを皆様ににお届けしたいと思っています。
ホワイトニングをして歯を白く元に戻すことは、アンチエイジングにつながります。
できるだけお子様の不安を取り除くような言葉かけを常に心がけています。
矯正治療はお子様だけではなく、大人になってからでも行うことができます。
お子さんからおじいちゃんおばあちゃんまで、生涯かかりつけの歯科です