2018.04.18
こんにちは、歯科医師の春日です。
今年はW杯がありますね!
私も小学校時代に4年程サッカークラブに入ってたり、大学時代はフットサルやってました。
なので、サッカーは大好きです。
六月からの代表戦が楽しみです。
さあ、日本代表で有名な本田圭佑選手。
本田選手が所属していたACミラン。
このクラブでは契約したサッカー選手は
契約完了と同時にすぐに歯医者に行かされるそうです。
どうしてだと思いますか?
サッカー選手に必要な瞬発力、
いざと言う時の爆発的な力を発揮させるために、
上の歯と下の歯が正しく噛み合っているのか。
力を出す時には、歯を一瞬強く噛みますよね。
そんな噛み合わせの関係を歯医者ですぐに確認させるんですって。
トップレベルの選手たちは、噛み合わせ治療に重点を置いてることが分かるエピソードでした。
さて、この噛み合わせ治療
春日も患者さんに治療をさせて頂いてるうちに
正しい噛み合わせって何を持って正しいと言えるのだろう?と疑問に思うようになってきました。
そして、インターネットで正しい咬合を学べる機会を調べて、やっと一つの解答になりそうな勉強会を見つけました。
それが「ドーソンアカデミー」と呼ばれる噛み合わせの有名な勉強会でした。
噛み合わせ治療の軸になる勉強会を求めていた春日はすぐに申し込みを決めました。
程なくして、受講許可を頂き、、、
先月の三月から、単身で勉強会に参加させてもらっています。
(参加者の中でもほぼほぼ最年少です。)
3月の一回目は、Dr.John先生の講義でした。
咬合の基本は顎関節という耳の下に存在する関節と中心位という位置に着目するみたいです。
二日間ともに英語で講義してくれました。
配布テキストも全て英語なんです。
これがまた春日にとっては難しいんですね。
(海外ボランティアとこの英語のコース勉強会が春日に英語を勉強しなきゃ。とやる気にさせたわけなので、良い刺激になってるのですが、、、それでも理解するのが、専門用語盛りだくさんで難しいんです。笑)
耳につけたイヤホンから流れてくる翻訳者の方の日本語訳を聞きつつ、John先生の身振り手振りから何となく意味を推察して勉強してきました。
『噛み合わせは、顎の筋肉をリラックスさせた状態で関節の位置を決めて、前歯の当たりを妨げないようにして、奥歯が離れていることを確認して、、、』
とまあ、少し難しくセミナーの報告を書いてしまいましたが
要は患者さんにとって、最適な噛み合わせの位置を決めるための基準や方法についての入口を学んできました。
勉強会に参加してきて、さぁ臨床に生かしたい!
そう思ってみても、、、
実際問題、使用する器具や時間を考えてしまうと
「開業医の中で勤務医が実践するのは多少難しいかな。」と思ってみてたら
先週からSJCDに参加されてる山崎院長先生が
「フェイスボウ」という噛み合わせ治療に欠かせない診療器具を医院に追加購入して頂けると言ってくださいました。
これで、患者さんに良い治療が提供できやすくなります。
セミナーで学んできたことを、患者さんに還元できる環境作りをすぐにしてくれる院長先生の配慮に感謝です。
これからの診療で、お口の中の写真撮影や顎の適切な位置を調べる診察を患者さんに行うことがあるかもしれません。
全ては患者さんのために行いたいと思いますので、ぜひどうぞよろしくお願いします。
(嫌な時は遠慮せずに仰ってくださいね。)
正しい噛み合わせを患者さんに提供できるように、この上半期は咬合の勉強会に行って、色々学んでこようと思います。
毎月、診療を月一土曜日おやすみ貰いますがよろしくお願いします。
歯科医師 春日