2018.03.18
先日、上野で行われた歯周病についてのセミナーに診療後春日先生と参加してまいりました。
歯周病治療の大家、東京都中央区で開業されている二階堂雅彦先生の講演です。
世間では生活習慣病とも言われる『歯周病』
一般的に高齢になるにつれて顎骨がやせて歯がグラグラと抜けてしまう病気と認識していらっしゃる方が多く、30代40代の方には自覚の少ない病気と思われているかもしれません。
どの歯科医院でも歯周病についての説明を受けた方は聞いた事があるかもしれませんが、「歯周病は自覚が出た時にはすでに中等度から重度!」なのです❗️
さらに日々の診療でも、今回の講演でも痛感する事ですが、歯周病は発症してから治癒させる事は本当に本当に難しいです!
先程話しました、30代40代では自覚をする方はまだ少ない現実も割合的には多くあるかもしれませんが、もし自覚をし始める50代以降であれば歯周病を治すための壁が大きく立ちはだかります。
・全身状態(糖尿病や骨粗鬆症など)
・生活習慣の見直し
・何より除去の難しくなった歯周病菌です!
早期症状(歯肉炎)から対応できれば正直そんなに予防する事は難しいとは思いません!!
原因は歯周病菌とわかっているので、歯ブラシ一本でしっかりとした予防が出来るんですよ!!!
しかし、歯周病菌はお口のなかの酸素の少ない歯の周りの溝(健康な状態は歯肉溝、深くなったものを歯周ポケットと呼びます)に隠れて繁殖していくのです!それが厄介ですよね!
私達歯科に従事する立場でも、毎食後にブラシだけで隠れた歯周病菌を全て取りきれるほどブラッシングのテクニックを知っていても出来るわけではないんです。
そこで大事なのがプロフェッショナルケア(歯科医院で行う歯周治療)ですよっ👍
歯科医師、歯科衛生士が治療前や治療中、もちろん治療後にも定期的に提案する「クリーニング→歯石除去や歯垢除去含む歯周病治療」は本当に意味があるんだと今回のセミナーでは再認識しました。
(春日先生、素晴らしい勉強意欲です!集中しておりますね)
しかしながら!
30代40代、時には20代から進行した歯周病を伴う
『Periodontal Hyper Responder(過剰に反応する患者群)』が10%〜20%はいるようです。
七里ファミリー歯科でも、引き続き歯周病でお困りを感じている方がいれば全力で対応して患者さんと共に改善出来たらと思います!
お気軽にご相談下さい。
二階堂先生
素晴らしい講演、ありがとうございました。
※話変わって
私ごとながら本日さいたま市西区にあるいちご農家さんでいちご狩り🍓してきました。
大きないちごが一杯です。30分の時間内に元を取ろうとハイペースでいちごを食べると
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お腹一杯でこうなります!
息子もみんな『もーー食べられないー😂』
いちご好きはぜひ今の季節行かれてみて下さい🍓見沼区の七里ファミリー歯科の近くにもいちご農家さんありますよね!