2018.04.14
こんにちは、歯科医師の春日です。
皆さんは、お味噌汁は好きですか?
私、春日は学生の頃からちょくちょく料理をしておりまして、
ここ最近、『味噌汁』作りにハマっております。
皆さんは味噌汁と言われたらどんな具を欠かさず入れますか?
僕は色々ありますが、
ネギ、豆腐、それからワカメ。
この3つは定番ですけど安定して美味しいですよね。
紹介したいワカメがあります。
乾燥ワカメも美味しいのですが、最近ハマってるワカメはこれです↓↓
三陸産の茎わかめです。歯ごたえが美味しくオススメです。
産地直送。という点がポイントです。
(だと思っています。笑)
さて、ワカメからお話を広げますが
皆さんは歯医者でお口の型取りはやられたことはありますか?
被せ物や入歯を作るときに、下の写真に映っているような
ピンク色の粘土みたいなも材料です。↓↓
このピンク色の材料、アルジネートというのですが
これはワカメで出来ています。
正確には同じ成分であるアルギン酸が主成分です。
たまに歯の隙間に残ってしまったことはありませんか?
体の中に入ってしまうと心配になるかもしれませんが…
若干なら食べてしまっても安心です。ワカメですから。
ワカメが歯科の材料に使われてる。って不思議ですよね。
さて、現代の歯科治療において、この歯医者の型取りが
多くの場面でデジタル化してきています。
特殊な光を口の中で当てることによって、なんと歯や歯茎の情報が
パソコン上で三次元に形成されるんですね。
これを、光学印象と言ってます。
『光』を当てるだけで型取りが終わるなんて凄くないですか!
今回は年度末に参加してきた、この光学印象について少し書きます。
都内で開かれたセミナーに行ってきました。
無料というのも、春日にとっては嬉しいポイントです。
↑このように、ペン状の器具を入れることによって、パソコン上に映し出していきます。
メリットがいくつかあります。
①型取るのが辛い方にも安全に使える。
②模型の収縮やエラーが起きにくい。
③型取りの時間が短くなるので快適。
いいことづくめです。
セミナー行って感じたことなのですが、
デジタル化ってアイデア自体が画期的でとにかく凄いですね。
この光学印象の技術を応用した、入歯作りも進んでいるんだとか。
診療の可能性が広がります。
「ワカメ」から「ヒカリ」へ。
歯科の技術は常に進歩していました。
今後の変わりゆく時代に乗り遅れないように…
春日は今週と来週も週末に勉強会に行かせて頂きます。
今の歯科のトレンドを勉強してきて
患者さんの皆さんに少しでも還元出来るよう
これからも、学んできた知識を生かしながら
診療していきたいと思います。
歯科医師 春日